2025.10.29
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シンポジウム「水底の文化遺産:湖底遺跡調査の最新動向」(2025年12月20日)*要申込

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開催趣旨
日本には約500もの湖があり、その周辺に住む人々は、古くから様々な形で湖を利用してきました。近年注目を集める水中考古学は、沈没船など海底遺跡の研究のイメージが強いですが、当時の人々の暮らしぶりを垣間見ることができる湖底遺跡~旧石器時代から近代に至るまで、貝塚、祭祀遺跡、水没した住居跡など~が各地でたくさん見つかっています。これまでの湖底遺跡の研究は、個々の事例として扱われることが多く、総合的・体系的に深掘りされてきませんでした。そこで本シンポジウムでは、「湖底遺跡」にスポットを当て、最新の研究の紹介、また、断片的だった知見を皆さんと共有します。さらに、湖底遺跡研究の方向性や課題を整理し、水中考古学研究の未来像を議論を通して深めたいと考えています。

開催日時:2025年12月20日(土)13:00~17:00(12:00開場)

会場:東京文化財研究所・セミナー室 (〒110-8713 東京都台東区上野公園13-43)

開催方法:ハイブリッド(対面・Zoom同時配信)

定員(事前申込制):会場の定員 80名(先着順)/オンライン 定員なし

参加費:無料

主催:科学研究費助成事業 基盤研究(A)「桧原湖水中遺跡と水没をもたらした火山災害の全容解明」

共催:帝京大学文化財研究所、国立研究開発法人海洋研究開発機構

申込:お申込みフォームはこちら

詳細:プログラムの詳細は下記サイトをご覧ください。
https://hibarajuku.labby.jp/news/detail/6464

 

山梨県本栖湖の遺跡調査で確認された遺物。(帝京大学文化財研究所 撮影:山本祐司)