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教授、帝京大学文化財研究所長

山内 和也 Kazuya YAMAUCHI

研究キーワード
  • シルクロード
  • 中央アジア
  • 考古学
  • 文化遺産
  • アク・ベシム
  • バーミヤーン
  • イラン
ResearchMapリンク https://researchmap.jp/K-yamauchi2016
自己紹介 専門はシルクロードの考古学、歴史、文化史。早稲田大学大学院文学研究科(考古学)修了後、テヘラン大学人文学部大学院で古代イランの文化と言語を学びました。2001年3月にアフガスタンのバーミヤーンの2体の大仏が破壊されたことをきっかけに、現在に至るまでバーミヤーンの文化遺産保護に携わることとなりました。このバーミヤーンでの活動が足掛かりとなり、現在に至るまで、シルクロード沿いの国々の文化遺産保護の分野における国際協力活動を続けています。またあわせて、シルクロードのユネスコ世界遺産への登録のための支援も行い、その活動はシルクロードの世界遺産登録という形で実を結びました。2016年に帝京大学文化財研究所の教授となって以降は、キルギス共和国の北部に位置するアク・ベシム遺跡で発掘調査を行ない、大きな成果を挙げています。
学生へのメッセージ シルクロードはユーラシア大陸を東西、そして南北に結ぶ交易の「道」として知られています。それだけでなく、このシルクロードは単なる「モノ」を伝える道というだけではなく、技術や宗教が伝播した道でもありました。また、人そのものが往来する道でもあり、人々の交流と接触の舞台でもありました。このシルクロードの歴史や文化、そしてシルクロード世界が持っていたダイナミズムについて一緒に学んでみませんか。