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教授

植月 学 Manabu UETSUKI

研究キーワード
  • 動物考古学
  • 環境考古学
  • 牛馬
  • 貝塚
  • 縄文文化
  • 食文化史
  • 畜産
  • 博物館学
ResearchMapリンク https://researchmap.jp/uetsukim/
自己紹介 学部生の時に参加した貝塚の発掘をきっかけに縄文人と海の関係に関心をもち、貝や魚骨の研究という、考古学では変わった分野にのめりこみました。その後、貝塚のない山梨の博物館に就職しましたが、そこでもニホンオオカミ、歴史時代の海産物の流通、馬産など新たな研究テーマに出会いました。帝京大学に来たのも中央アジアでのウマの調査が一つのきっかけでした。30年近く、国内のフィールドを中心に研究してきましたが、文化財研究所ではキルギスやジョージアでの調査にも関わっています。その時々で出会ったテーマに取り組む、行き当たりばったりの研究人生ですが、いくつになっても新しいテーマに取り組むのは楽しいと感じる日々です。
学生へのメッセージ 動物考古学は遺跡から出土した貝や骨から情報を読み取り、過去の生活や環境に迫る学問です。理系っぽくみられることも多いのですが、そもそも遺跡から出土する多様な遺物を対象とする考古学はいまや人文科学の枠には収まりきらない総合科学です。異分野の学問が出会うところに新しい発見が生まれます。既存の枠組みにとらわれない若い感性を生かして、一緒に新たな研究テーマを見つけましょう!